前回は、公的保険の頼り過ぎは危険?『高額療養費制度の対象外について』お話させていただきました。

前回の記事をご覧いただくと分かりますが、現在の公的保険ではおせじでも十分とはいえません。

そのため、それぞれの方が民間の医療に加入することになるわけなのですが、歳を追うごとに病気になるリスクはどうしても上がってしまうため、医療保険は加入した時点から30年、40年と加入し続けていくものです。

そうすると、生涯保険料は軽く100万円を超えていき、家、車に次いでの高額な買い物といっても過言ではありません。

加入時は、1ヶ月単位なら払っていけなそうな金額でも合計すると驚くほど高額になるので、入院日額給付とのバランスを計算してから慎重に検討する必要があります。

現在、三大疾病の保障をつけることが主流になっていますが、本当に必要なのかどうか疑問い思っている方は少なくないでしょう。

そこで、今回は『医療保険の三大疾病保障・特約は必要か?』というテーマでお話していきたいと思います。




医療保険ってどんな保険?

まずは、簡単に医療保険についておさらいしておきます。

医療保険は、病気や怪我で入院、通院したとき、出術をした際の費用をカバーするのが目的の保険です。

会社員や公務員であれば、健康保険から傷病手当金が支払われますが、自営業の場合は収入が0になってしまうリスクを避けることもできます。

また、

〇入院・通院や手術の治療費を保障

〇長期入院を保障するタイプも存在

〇三大疾病は手厚く保障

〇七大疾病保障版もあり

とそれぞれの商品に特徴があり、医療保険は激戦区なので、毎年各社から新商品が提供される、ということも珍しくはありません。

医療保険

 

三大疾病・七大疾病とは?

次によく目にする三大疾病、七大疾病とはどのようなものかみていきましょう。

三大疾病

がん(悪性新生物)
↳平均在院日数:20.6日

急性心筋梗塞
↳平均在院日数:45.6日

脳卒中
↳平均在院日数:41.6日

※厚生労働省『患者調査』2011年より

三大疾病とは、日本人の死因で最も多いものを中心に保障をカバーしているものです。

七大疾病は、『がん(悪性新生物)』『急性心筋梗塞』『脳卒中』に生活習慣病である『糖尿病』をはじめ『高血圧性疾患』『肝硬変』『慢性腎不全』を含めた7つになります。

上記に、三大疾病の平均在院日数を掲載していますが、通常医療保険における1入院あたりの限度日数は60日(2ヶ月)です。

ほとんど病気であれば、60日もあれば十分で、例えば、がん(悪性新生物)であれば、30日以内の入院で外科的手術 + 通院での放射線治療や抗がん剤治療が行われるケースが多いです。

しかし、脳卒中などは6ヶ月まではリハビリによる後遺症の改善効果が期待できることから、入院が60日以上になるケースも珍しくはありません。

最近では、三大疾病による入院日数は無制限という保証を付ける会社もあるため、慎重に選びたいところです。

た、『がん(悪性新生物)』『急性心筋梗塞』『脳卒中』を患う方は、非常に多いため、医療保険では三大疾病は必ず必要になる、と考えるできです。

三大疾病とは?

 

おススメの医療保険について

では、最後に最近人気が急上昇している商品のご紹介をしておきます。

まず、

新オリックス生命『新CURE』
↳1入院あたりの限度日数は、基本的に60日ですが、七大生活習慣病は120日、三大疾病の場合は無制限となります。

また、大きな特徴としては重度三大疾病一時金です。オリックス生命の場合、がんというのは、悪性新生物だけではなく、転移リスクが低いとされる上皮内新生物も含まれています。

もし、初めてがんと診断確定をされたときは、いずれもまとまった一時金を受け取ることが可能です。

さらに、通常、他社の特定疾病保障保険では、悪性新生物、脳卒中、急性心筋梗塞で所定の状態に該当した場合、というのが保険金支払いの条件です。

所定の状態とは、一定期間以上麻痺(まひ)が残ったり、労働が制限されている状態です。

しかし、新オリックス生命の場合は、治療を目的として入院を開始したときが対象なので、かなり緩い条件になっています。

また、セカンドオピニオンサービスのティーペックの導入や専門医の紹介などもあり、今、注目の医療保険商品です。

 

三井住友海上あいおい生命『新医療保険A』
↳この商品の最大の特徴としては、1日でも入院したら5日分の給付金が支払われることです。入院給付金を受け取るには、基本的に診断書が必要となるが、自費扱いで5400円ほどかかります。

この問題を解消したのが、この商品です。

また、三大疾病での入院は無制限で、先進医療の技術料に加えて、交通費や宿泊費までカバーしています。先進医療を受けるためにかかる交通費や宿泊費などの雑費を全面的にカバーしているので、地方に住んでいて、近くに先進医療を受けられる施設が無い方にはおすすめです。

 

AIG富士生命『ゴールドメディ・ワイド』
↳この商品の特徴は、なんといっても引受基準緩和型ということです。

以下の3項目がすべて『いいえ』なら加入することができます。

①最近、3ヶ月以内に医師より入院・手術をすすめられたことはありますか?

②過去2年以内に病気や怪我で入院をしたこと、または手術を受けたことはありますか?

③過去5年以内にがん、肝硬変、慢性肝炎と医師に診断されたことがありますか?

引受基準緩和型は、既往歴があっても、上記の3つの質問がすべて『いいえ』であれば、加入することが可能です。基本的に退院したばかりの人や入院を勧められた人はNGです。

この商品は、『既往歴』がある人でも医療保険に加入できることですが、いくつか気をつけることがあります。

〇加入から1年間の給付金が半分に減額されること

〇保険料が普通の保険と比べると割高なこと

など、『既往歴』が無い人に比べて不利な条件がありますが、それでも先進医療特約を付加することも可能で、既往歴が悪化した場合も給付金を受け取ることが可能なので、持病が落ち着いた段階で加入しておくことはおすすめといえます。

おススメの医療保険とは?

いかがだったでしょうか?

今回は、『医療保険の三大疾病保障・特約は必要か?』についてお話させていただきました。

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