公共職業訓練で取得できる資格とは?~コースの選び方~【雇用保険】

前回は、【公共職業訓練を受講する7つのメリット】についてお話しました。

公共職業訓練を受講することには、いくつものメリットがあるので失業後に公共職業訓練を受講しようとしている方は、ぜひご覧ください。

今回も、前回に引き続き公共職業訓練についてお話していきたいと思います。

 

公共職業訓練は住んでいる地域以外でも受講できるのか?

技術専門校のパンフレットを見ていると、機械や電気・建設といった現場系の職種を養成するコースばかりで『いまいち興味が持てる分野がなかった』と感じる人も多いでしょう。

13校もある東京のような都市部なら福祉関係や事務関係、PC関係などのかなりバラエティに富んだコースの中から選択できますが、1~2校と設置数が少ない地方などでは選択肢がどうしても限られてきます。

そんなときは、隣接する都道府県以外の訓練施設でも入校できますので、通える範囲にある隣接県で興味が持てるコースがあれば、そちらを志望するという手もあります!

技術専門校の魅力は、何といっても1年以上のコースも用意されていることです。

3ヶ月や6ヶ月では基礎的な知識や技能の習得にとどまり、なかなか資格の取得にまでは至りませんが、1年や2年のコースになると、『プログラム修了と同時に資格が取得できる』というおいしい特典があります。




公共職業訓練で取得できる資格とは?

公共職業訓練で、一体どのような資格が取れるのか、気になっている方も多いはずです。

そこで、一例を挙げましたのでご覧ください▼

例)東京都立職業能力開発センターの場合:公共職業訓練で取得できる主な資格
〇(国家資格)技能士補
〇東京都技能士補
〇第2種電気工事士
〇工事担当者(AⅠ第3種)
〇ガス溶接技能講習修了証
〇都屋外広告物条例に定める講習修了者
〇介護職員基礎研修修了証明書
〇東京都ー種公害防止管理者

もちろん、上記以外にもたくさん取得できる資格がありますので、気になる方は管轄の職安で問い合わせてみましょう。

また、いくら自分の志望にピッタリのコースがあっても、『開校が半年先で、そのときにはすでに受講資格切れ』ということにならないように気をつける必要があります。

そこで、技術専門校にしろポリテクコースにしろ、コース選択にあたって真っ先にチェックしたいのが『募集期間』です。

まず、技術専門校の場合では、たいてい入校時期は4月と10月なのですが、一部に7月と1月入校のコースが用意されているところもあります。

ただし、1年以上のコースはどこも4月入校のみで、募集期間はその3ヶ月前~2ヶ月前(4月入校なら、1月初旬(または中旬)から受け付け、2月初旬(または中旬)に締め切り)までなので出来れば失業する直前から公共職業訓練の下調べをしておくにことがベストです。

一方、ポリテクコースには、専門学校の訓練施設で行われる【アビリティコース】や民間の専門学校で行われる【委託訓練コース】などがあるのですが、前者に限っては技術専門校とほぼ同じで、そのほかはそれ以外のシーズンでも随時募集しています。

ただし、ポリテクコースの中には、募集期間が入校1ヶ月前の1~2週間と極端に短いコースもありますので、継続的に調べておかないと、せっかくのチャンスを逃してしまいかねません。


訓練のコースを選ぶポイントは?

公共職業訓練を受講する場合は、『募集期間』をチェックしておかなければならないことはご理解いただけたと思います。

次に、公共職業訓練コースの選択基準ですが、失業手当が1日での残っているうちに入校しないと訓練延長給付は受けられませんので、『めぼしいコースの中では、今から応募しても受給資格のあるうちに(または、給付制限中に)入校できるコースを選ぶ』のが前提になります。

その上でチェックしたいのが、『前年の応募倍率』です。

前年の応募倍率、新設コース以外では、だいたいどこでも前年(前回募集時)の応募倍率を公表しています。

もし、パンフレットに掲載されていなかったら、そのコースを実施している訓練施設に直接問い合わせると教えてくれます。

考え方としては、主に3パターンあり、一つ目は『できるだけ入りやすいところを選ぶ』。そして、二つ目は『自分の志望する職種にこだわって選ぶ』、最後が『就職率で選ぶ』というパターンがあります。

訓練延長給付だけを目的にまったく興味のない分野のコースを選ぶと入校した後がツライので、妥協しつつもできるだけ興味がもてそうなコースを選ぶべきでしょう。

また、公表されている倍率が高いからといって、必ずしもその数字通りに入校が難しいとは限りません。

応募倍率を過去にさかのぼって時系列で見ていくと、おもしろいことに『前回募集時の倍率が高いコースほど、次の募集時には大きく倍率が下がっている』ケースが多いです。

倍率の高いコースは、次回の募集時にたいていの人は敬遠しがちになるため、意外に狙い目かもしれませんね。

そして、『就職率』に関しては、過去の実績を調べれば一目瞭然ですが、人気コースが必ずしも就職率が良いとは限りません。

まとめると、『募集期間内に応募することができ、興味が持てる分野の中から、比較的競争率は低くて、就職率がそこそこ良いコースを選ぶ』のが賢明ではないでしょうか?

もし、コース名だけではどんなことを学べるのが分かりにくい、ということであれば訓練施設に直接電話してみたり、訪問してみることがおススメです。

最近は、どこの訓練施設でも定期的に見学会を実施していますので、不安であれば申し込む前に事前に調べておきましょう。

 

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