今回は、”学資保険と定期預金どちらの方が優れているか”を様々な観点から見てみたいと思います。

 

■関連記事も合わせてお読みください。

学資保険とは?【メリットについて】

 

学資保険とは?【メリットについて】では、子供の教育費の積み立てだけでなく、契約者や被保険者に万が一の事故や病気などで支払いが不可能になった場合に、以後の保険料の支払いが免除になるという大きなメリットがある、ということについてお話させていただきました。

 

わざわざ、元金割れの可能性もある学資保険を使わなくても定期預金で十分じゃないか?

 

そう考える方もいると思いますので”学資保険と定期預金どちらが良いか”についてお話します。



 

定期預金では、自動積立金で受け取れるのは自分が積み立てたお金利息のみです。

 

現在の定期預金の金利は、預ける金額にもよりますが、どれだけよくても0.3%以下が一般的です。

仮に金利0.3%の場合、100万円を1年間預けて3000円にしかならない、ということになります。

 

上記をご覧いただくと、金利による恩恵は期待できないことがお分かりいただけると思います。

となると、自分がコツコツ預けたお金だけが返ってくるわけですが、定期預金では元金割れのリスクが0。

 

じゃあ、損をする心配はない。本当にそうでしょうか?

 

契約者がもし万が一病気や事故で死亡した場合は、今まで積み立てた分のみが教育費となりますので、夫婦の内片方の収入に頼っている場合で、働いている方が亡くなった場合は、子供の教育費を補填できなくなる可能性が非常に高くなります。

 

つまり、子供の教育を保障できなくなり、さらに、死亡した契約者の代わりに親族が定期預金を引き出そうとすると相続税がかかりますので、実質元金割れになります。

 

次に、学資保険について。

 

学資保険では、定期預金と同様に契約者が毎月積み立てをしていきます。

 

しかし、契約者である保護者が万が一の事故や病気で死亡した場合『保険料払込免除特約(メリット①)』の救済措置により、以後の支払いが免除されます。

 

らに、予定していた祝金や満期金は予定通り支払われるので、定期預金と違い子供の教育に支障をきたすことがありません。

 

自分に万が一のことがあっても、子供に十分な教育を受けさすことが目的の保険商品のだからです。

 

しかし、給料の減額やリストラなどで保険料が支払えなくなった等の理由には適用されませんので、その場合に解約したら元金割れになってしまいます。

 

また、保険会社により返戻金の額が異なりますので、加入する場合にはしっかりと比較する必要があります。

 

実は、学資保険には保険料払込免除特約』以外2つのメリットがあります。

 

学資保険で受け取れる祝金や満期金は『一時所得』と呼ばれ所得税の対象になります。

しかし、受け取った保険金の総額が支払った保険料の総額の50万円以下である場合は税金がかからないようになっています。(メリット②)

 

例)総額で460万円の保険料を支払って満期金が500万円だった場合、

500万円 – 460万円 – 50万円=-10

となり税金は発生しません。

 

しかし、定期預金では利子が発生すると『利子所得』という所得税がかかり、20%課税されます。

ただでさえ少ない利子に20%が取られますので、手元には雀の涙ほどしか残りません。

 

また、学資保険は生命保険の一種ですので、支払った保険料は税額控除の対象となります。(メリット③)

 

現在は、所得税で最大4万円住民税で2万8000円が控除額となっています。

 

上記を総合的に考えると、子供の教育費という名目で定期預金をするなら学資保険に加入する方が良いと言えるのではないでしょうか?



広告
コメントは利用できません。

カテゴリー

ページ上部へ戻る